校長あいさつ

本校の学区は、中世「新見の庄」の中心地として栄えていたとされ、関係する史跡があり、中世のロマンにあふれています。隣接して新見公立大学があり、学区に沿って岡山県の3大河川の一つ「高梁川」が流れ、中国地方を東西に結ぶ中国道新見インターチェンジが目の前にあります。中世から現在に至るまで、文化や交通の要となっている地域と言っても過言ではありません。そのような環境にある本校は、明治6年、江原小学校として開設。その後、上市小学校の分教場時代を経て昭和27年(1952年)西方小学校として独立し現在に至っています。

 令和2年10月に公表された「西方明るい未来を考えるアンケート」(西方ふれあい振興会・令和元年12月〜令和2年1月実施)において、「西方地区のよいところ」して60%の人が「小学校がある」と回答されました。その結果を肝に銘じ「子どもも保護者も地域の人もみんなが『行きたい、行かせたい』学校」となるように努力しなければならないと強く感じています。そして「地域に愛される学校」であるとともに「地域を愛する有用な人材を育てる学校」でなければいけません。そのために子ども一人ひとりを見つめ、「にこにこと しなやかに考え がまん強く たくましい子ども」を学校教育目標として、一人ひとりの健やかな成長を育む教育を展開していきます。
 みなさまのご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。

              令和6年4月
                       新見市立西方小学校長  重村 寿吉